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広告宣伝効果の影響で、「外断熱」という言葉を意識した広告コピーが氾濫していますが、「外断熱」も「内断熱」も「柱内半断熱」も「柱内・外側断熱」も工法の一つにすぎません。
かつて、北海道で「内断熱」方式をとって壁厚いっぱいにグラスウールを押し込んだ建物が結露水でベタベタに濡れてナミダダケが生えてしまったことがあったのですが、おそらくこの失敗談が原因でいつのまにか「外断熱」が良いということになってしまったようです。
現在では「内断熱」方式で、通気を配慮せずに壁の間全体に断熱材を挿入する工法はほとんどありません。
ただ、それぞれに一長一短があるため、その一長を活かして一短を回避した工法が、エアブレスの家で採用されている「柱内・外側断熱」なのです。